6つの呼吸法
ご自宅でやっていただけるように今回は呼吸法をお伝えします^^
ヨガには6つの呼吸の方法があります。
@腹式呼吸
これは息を吸ったときにお腹を膨らませ、吐くときにお腹をへこませる呼吸です。
この呼吸は副交感神経を有意に働かせるので、リラックスをしたいときに最適です。
ヨガのポーズを取るときはこの呼吸をすることが多いです。
ただ、慣れないうちは呼吸を止めてしまうことが一番よくないので呼吸を止めないことを心がけましょう!!
A胸式呼吸
腹式呼吸がお腹を膨らますように、胸式は息を吸うことにより胸をふくらませる呼吸です。
この呼吸は、交換神経を有意に働かせる呼吸で、リフレッシュに効果的だったり、集中力を高めたいときや、準備段階で行うと良い呼吸です。
B片鼻呼吸(ナーディ・ショーダナ)
この呼吸法は左右の鼻で交互に呼吸をするものです。
右手の人差指と中指を軽く曲げて、まず親指で右鼻を押さえて左鼻から吸って、薬指で左鼻を押さえて右鼻から吐きます。逆に今度は、そのまま右鼻から吸って、親指で右鼻を押さえて左から吐きます。これを数回繰り返します。
この呼吸はアーサナ(ポーズ)と行うものではなく単独に行い、右左交互にすることにより身体のバランスを整えます。
Cウジャイ呼吸
勝利の呼吸と言われる力強い呼吸法です。
喉に圧をかけて音をさせるようにします。身体を温める効果があるので、血行を良くしたり、内蔵機関を活性化するのにも効果的です。
この呼吸はアシュタンガヨガで用いられることが多いですが呼吸単独でもオススメです。
Dカパラバティ呼吸
短い呼吸を素早く行います。腹筋に意識を起きながらフッフッと鼻から吐く呼吸です。吐くことに意識をして行うと自然に吸う呼吸も早くなるので吸う呼吸は意識しなくても大丈夫です。
呼吸で肺や横隔膜などの内蔵を動かす事により血行がよくなります。
この呼吸はかなり身体への負担も大きいので注意が必要です。
Eシータリー呼吸
ヨガでは鼻から吸って鼻から吐くことを基本に行いますが、この呼吸は舌を丸めて口から出しそこから息を吸い、鼻から吐くという呼吸です。
こちらは口から外の冷えた空気を体内に取り入れ、鼻から体内の温かい息を出すので体温をさげると言われています。こちらは、呼吸単独で行うもので、目覚ましやスッキリしたいときにオススメです。
ヨガの呼吸法とは
ヨガは他のスポーツと違って呼吸をとても重要に考えています。
毎日少しづつ行っていくことにより、程よくきれいな筋肉がつき、体質や体型、身体のバランスが整うことにより、代謝が上がり同じ量を食べても太りづらくなったり、疲れづらく成ったり、肌に艶とハリが出たり、その効果は絶大です!!!
その効果を皆さんに実感していただくためにも、わたしはクラスでも自宅で一人でもできるようにアドバイスをしながらクラスを行うようにしています。
自宅でのちょっとした生活の隙間時間に取り入れられ、無理なく続けられるものが一番と考えています。
常にわたしのクラスでは呼吸を丁寧に行います。
ヨガは、呼吸法(プラーナヤーマ)ポーズ(アーサナ)によって成り立っています。
アーサナはプラーナの流れを良くしたり、内臓を刺激しマッサージすることで健康的な体を作り上げます。
まとめ
このように、ヨガの呼吸はクラスで行うだけでなく生活の一部として習慣にしていくと健康にも、そして精神的にも健やかに過ごして行けるものです。
是非最初は意識をしてかもしれませんが、気づいたら無意識に生活に取り入れられていた!!と、なるように少しづつ行って見て下さい^^
呼吸とともに時間がある時は、ヨガのクラスで行ったアーサナも取り入れてみてくださいね!!
生活のスキマ時間に行えるようになれば必ず身体は変わっていきますよ!!!